子どもの権利委員会
1.子どもの権利委員会とは
子どもの権利委員会(けんりいいんかい)は、子どもの権利(けんり)を守(まも)るための活動(かつどう)をする弁護士の集まりです。困っている子どもや、そのまわりの人の力になりたいと考えて、いろんな取り組みをしています。
2.子どもの権利110番(電話相談)
困っていること、悩んでいることについて、弁護士に電話で相談できます。相談料は無料です(通話料はかかります)。
いたい。つらい。かなしい。おなかすいた。さびしい。こわい。そんなことがあったら、弁護士に電話で教えてください。どうすればいいか、弁護士もいっしょに考えます。
子どもが自分で電話をかけて、相談することができます。
困っている子どもの周りの人(友だち、親など)が電話をかけて、相談することもできます。
- 相談できる日:平日の水曜日(祝日の相談はできません)
- 相談できる時間:午後4時30分~午後7時30分
3.ふくろん先生のなやみ相談(LINE相談)
困っていること、悩んでいることについて、ふくろん先生(弁護士)にLINE(ライン)で相談できます。
相談料は無料です(通信料はかかります)。
子どもが自分でメッセージを送って、ふくろん先生に相談することができます。
困っている子どもの周りの人(友だち、親など)がメッセージを送って、相談することもできます。

- 相談できる日:毎月第2・第4水曜日(祝日の相談はできません)
- 相談できる時間:午後4時30分~午後7時30分
- LINEのID:@fcl0219t(友だち登録をしてください)
4.少年事件の当番付添人
少年(20歳未満の人)が家庭裁判所(かていさいばんしょ)に送致(そうち)され、少年鑑別所(しょうねんかんべつしょ)などに身柄(みがら)を拘束(こうそく)されたときは、「当番付添人(とうばんつきそいにん)」という弁護士を呼ぶことができます。担当の弁護士が少年鑑別所などに会いに行って、少年にアドバイスをします。
弁護士は、家庭裁判所の「審判(しんぱん)」に向けて、少年のサポートをすることも可能です。
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少年が逮捕(たいほ)されたときには、少年やその家族などが、当番弁護士(とうばんべんごし)の派遣(はけん)を求めることができます。
5.無戸籍者の支援
家族の事情などにより、戸籍がない人(無戸籍者)がいます。
行政サービスを受けられない場合があったり、結婚などの身分行為ができなかったりと、無戸籍者には様々な困りごとがあります。
- 戸籍を手に入れるためにどうすればいいか、相談したい。
- 裁判所での手続(嫡出否認や認知、就籍許可等)を弁護士に依頼したい。
このようなご希望があれば、無戸籍者ご本人や、その周りの人(親、支援者)は、1回目に限り、無料で弁護士に相談することができます。必要に応じて、相談を担当した弁護士が、裁判所での手続をサポートすることも可能です。
相談をご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
- 電話受付:平日午前9時~午後5時
- 電話口で「無戸籍のことで相談したい」とお伝え下さい。
日程調整などのため、担当弁護士からご連絡をさせて頂きます。